勉強方法・モチベーションの維持
まず勉強方法について書いていきます.
まずおおまかに勉強全体についてのことから書いていくと,「自分に一番合った方法で取り組む」,「自分が一番楽しいと思える方法で取り組む」,これらが重要だと思います.この二つは勉強効率の上昇,モチベーションの維持にもつながると思います.
勉強で何が辛いかって問題が解けないことや中々覚えられないといったことよりも,勉強を持続することだと思います.勉強を持続できさえすれば,大抵の筆記試験は何とかなります.つまりはやる気の問題なんです.
次に各教科の勉強法について書いていきます.
各教科といっても自分が長期間に渡って勉強した教科は英語・数学・物理の三科目になるのでこれらの教科について書いていきます・
まずは英語について
英語は最も苦手な教科かつ最も嫌いな教科だったので,自分に合った勉強法を見つけるまでは紆余曲折しました.最終的に自分に合っていると感じた勉強法について書いていきます.
Readingにも,Writingにも両方に共通した重要な事は単語力・文法力だと思います.
なのでReadingの練習問題やWritingを行う前に,まず初めに単語力を付けました.
用いた参考書に関しては全て「編入試験について」の記事の方に記載したので省略させていただきます.
単語力がついてきたなと感じたら,次に文法力を付けました.これだけである程度の文は読めるようになったかと思います.
また自分は英文を感覚的(文法に従わず?)に読むのがすごく苦手だったので初期の頃はスラッシュリーディングを心がけていました.慣れてきたところでスラッシュリーディングもやめ,その頃にはある程度感覚的に読めるようになっていました.
Writingに関しては,文法力を付けた後に編入試験問題の過去問の和文英訳を行うことで練習しました.単語力と文法力さえしっかりつけていれば,意外とWritingはすんなりいけるものです.自由英作文に関しては書き方の流れ等があるので,何か本を一冊購入して勉強を進めていけばいいのではないでしょうか.
また単語力や文法力がある程度ついてきたら,
The Japan Times[http://www.japantimes.co.jp/]
のような英語のニュースサイトを読んだり聞いたりするのもいいと思います.楽しみながらやれて,持続ができますしね.
次に数学について
数学に関してはひたすら演習あるのみだと思っています.読む系の本(なっとくするシリーズの様な)を手に取ったりもしたのですが,読み終えてもあまり問題は解けませんでした(読むだけで問題も解いちゃうという凄い人もいますが…).読む系の本は,ちょっと勉強に疲れて一息抜きたい時とかに手に取るのがいいのではないでしょうか.
また自分は数学に関しては問題集を二周行うといったことはほとんどしませんでした.時間がある人は二周取り組むのもよいかもしれませんが,無い人や同じものを二回もやりたくないぞという人は,一週目で間違えた問題のみをもう一回解くといったやり方でいいと思います.
最後に物理について
物理に関しても数学同様ひたすら演習あるのみだと思っています.物理と数学の勉強法はほとんど似ているような気がします.
私は勉強開始の段階では物理も英語並みに苦手でした.なのにもかかわらずいきなりファイリングノートといったような少し難易度高めのものから始めたので,一応はこなしましたが全く理解できてない状態で終えてしまいました.
なので特に物理を苦手とする方は高校生向けの物理問題集から入っていくといいと思います.高校生向けなので微積を用いた物理は内容に含まれていないのですが,そこは高校生用物理をマスターしてから勉強すればいいかと思います.
次にモチベーションの維持について書いていきます.
長期間の戦いとなる受験勉強においてモチベーションの維持は必要不可欠です.
私は高専4年の8月頃から勉強開始したのですが春休みを終えたあたりで一気にやる気がなくなってしまいました.
4月の頭頃から募集要項の取り寄せが始まったりして,色々な事が積み重なりすぎて正直軽いうつ病になりかけてた気がします.
その頃は割と真剣に推薦で編入しようかとも考えてました.結局踏み切れず一般受験したのですが.
自分が行っていたモチベーション維持の方法は,自分が好きなことを勉強の合間合間に挟むことでした.今ではほとんど興味なくなってしまったのですが,以前はあるグループが好きで,特に試験勉強が始まる前はそのグループのイベントによく行っていました(何のグループかはお察しください…笑).地元の近くで開かれるそのグループのイベントが大体2~3カ月に1回ペースだったので,そのイベントの日までは「一切遊ぶのやめて勉強するぞ」といった意気込みで頑張っていました.そしてイベントが終われば「次のイベントまでの間頑張るぞ」といった感じでやっていました.なんだかんだこの方法でモチベーションは維持できていました.さすがに5,6月位にもなると一切行くのをやめましたが.
あと勉強を持続させる方法としては,毎回勉強する前に今日はここからここまで必ずやる,〇時までは必ずやるといったことを決めるのがいいと思います.長期間でなく日々のスケジュールであれば,学校のある日は毎日20時までは勉強し,その後は自由時間にするみたいな(自分の例です).その際に集中できる環境作りも必要不可欠です.
タイトルと関係ないんですが推薦で大学入れるところを簡単に以下にリストアップしておきます(自分が推薦を考えていた大学のみ).
大学名 推薦に必要な成績・席次
北海道大学 特になし
千葉大学 最終学年前年次の成績が上位10%以内(1位か2位ならほぼ合格確定,3位だと厳しいという話も…)
電気通信大学 3・4年次の席次平均が上位20%以内
東京農工大学 1~4年次の席次平均が上位20%以内
岐阜大学 特になし
詳細に関しては各大学の募集要項を参照してください.
最後に来年度(平成26年度入学者用)の編入試験から有名所ですと,筑波大学・千葉大学が英語にTOEICを採用らしいのでそこらへん注意してください.
これから勉強を始める方,引き続き勉強をしていく方,ともに頑張ってください.